ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

毎時間のテレビ番組、毎日の新聞、週刊誌、月刊誌の順番に思想が左から右に行く。

 毎時間のテレビ番組、毎日の新聞、週刊誌、月刊誌の順番に思想が左から右に行く。

 中立を謳っているが毎日のテレビ番組のニュースやワイドショーで保守の番組はまずない。おそらく保守の意見を述べる人たちはテレビ番組に出してもらえないのだろう。

 毎日出される新聞はサンケイが比較的保守だが、朝日新聞は言うに及ばず毎日新聞、読売新聞などもどう考えても保守の立場ではなく、安倍政権を非難することはあっても野党を非難することはほとんどない。

 週刊誌はスキャンダルによっては野党のことを書くこともあるのでテレビ番組や新聞ほど左傾化はしていない。まあ売れればいい、右も左もないという立ち位置なのだろう。そして月刊誌になると保守の雑誌も複数ある。

 どうも毎時間、毎日、毎週、毎月と頻度が減るとと左から右に行くようだ。

 原因はおそらく毎時間、毎日、視聴者や読者を引き付けておくには刺激的な政府の悪口を書く方がいいのだろう。政府はけしからんと言えば視聴者や読者のストレスを発散することになり視聴率が上がり新聞の売れ行きが上がる。

 月刊誌だと現実をもとに論理的に書かないと読者に反論されてしまう。不用意な政府批判をしたり現実に合わない理想が記事になると、読者や他社に反論されてしまう。

 あとテレビのワイドショー、新聞は毎時間毎日の仕事は積み重ねではない。その日さえなんとか仕事をこなせばいいという世界だ。積み重ねた仕事をする人は物事を深く考える、そして現実を見ることになる。仕事をしている人の立場で物事を考えるようになる。そうするとどうしても保守の考えになるのだろう。

 別の言いかたをすればテレビのニュースやワイドショーを作っている人たちは今日だけの薄っぺらい仕事しかしたことがない、だからどうしても政治や経済を自分の手でやっている人たちの立場に立って物事を考えられず、安易な理想や無責任な批判を繰り返すのだと思う。

2020年6月18日