ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

資産四分割、車買う時の参考に、一度は外車と思う方へ

 私は若いころ車が大好きだった。

ニッサンシルビア、メルセデス190、ゴルフCL、ポルシェカイエンだ。

私の外車メルセデス190、ゴルフCL, ポルシャカイエンの3車について簡単に評価しておく、外車を買おうとしている人の参考になるかと思う。

 

メルセデス190

1990年頃のモデルで今のメルセデスCクラスにあたる。欧州駐在時に新車で購入した。100点満点とすれば200点の車だった。標準タイプの2リッターでカタログでは最高速度190キロとなっていたが100キロからアクセルを踏み込むと簡単に190キロまで出た。面白いのは190キロまでは簡単に出るのだがそ以上はなかなか出なかったことだ。

足回り、シートが特にしっかりしていてアウトバーンを160キロぐらいでクルージングして走るには十分だった。当時ホンダの高級車が欧州でデビューしていてアウトバーンを170キロぐらいで走行していた。抜いたり抜かれたりだったが途中で追いついてこなくなった。おそらく足回りとシートの差で170キロ以上安定して長時間走行するには日本車の場合運転手が疲れてしまうのだと思う。足回り、シートはエンジンと同じくアウトバーンを走行するのには大事だった。

オートマはよく仕上がっていた、回転半径が小さく取り回しが良く、視界も良く特に雨の日にほとんど四方の窓に雨が付かなかった、当時ABSが珍しかったころだが標準装備で160キロで踏み込むと車が沈むように制止した。燃費も当時高速で12キロぐらい走った。

二度ほど日本車とアウディーに軽くぶつけたが相手が大きくへこみこちらは軽微な傷だった。

友人が190から後継車のCクラスに乗り換えたがCクラスはコストダウンがされている感じがして190の方が良かったと繰り返し言ってたのを覚えている。

欧州は中古価格が高く帰国時購入費の半分ぐらいの価格で売れた。

 

ゴルフCL

1990年ごろのモデル。新車で買った。当時のゴルフは粗削りだった。全体のコンセプトはよくできていて妻の買い物、こどもの送り迎えなど普段の生活を考えてうまく設計さえていた。高速走行も全く問題なく170キロぐらいであれば安定して走った。ただ妻のためにオートマを購入したがギアが絶えず低くで燃費が悪かった。また前輪駆動で意外と回転半径が大きく取り回しま一つだった。

いまのゴルフは改善されているんだろうと思うが。

帰国時購入価格の半分ぐらいの価格で売れた。

 

ポルシェカイエン

 2007年ごろのモデル、6万キロ走行の中古を買った。ともかくでかい、幅が185センチあってメルセデスSクラスより5センチ幅が広い。

いい車だったが大きくてあちこちぶつけた。

ドアミラーをトラックに接触して飛ばされてしまった時は27万円、車軸ギアが壊れた時は17万円払った。正規代理店でない安い修理屋を探してのことだ。

修理屋の聞いたらカイエンは6万キロ超えるころに四輪駆動の前後の車軸をつないでいるギアが壊れることが多いと言っていた。

4リッターで高速を走らすと第二次世界大戦グラマンヘルキャット(操縦したことはないが)のように鋼鉄の塊がすっ飛んでいく感じだった。

燃費は都内でリッター当たり4,5キロだった。一度に80リッターぐらい給油できるのでいつも給油では1万円以上払っていた。

 

それとこの車は左ハンドルで日本で乗ったので面倒な時がたまにあった。

10年後に売却したが10万円ぐらいにしかならなかった。

 

2020年6月27日