ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

京都VS鎌倉は鎌倉の全面的勝利、関西人として認めざるを得ない。

 京都VS鎌倉は全面的に鎌倉の全面勝利と思う。

 関西出身である私はそもそも鎌倉なんかと京都を比べるなといと考えていたしましてや京都人はそう信じていると思う。

 京都は鎌倉と比べ物にならないほど文化遺産がある。そもそも天皇陛下が8世紀から長くおられた京都と鎌倉を比較することはできない、

 たしかに鎌倉は鶴岡八幡宮鎌倉大仏長谷寺、などあるにはあるが京都の文化遺産の十分の一ぐらいしかないのではないだろうか。

 だが鎌倉は京都にない魅力が一杯ある。

1.人が明るくて開放的:

誤解しないでほしい、京都人は人が悪いという意味ではない、いい人は一杯いる。しかし京都特有の壁があって開放的ではない。

京都人は「ぶぶづけどうです?」(食事はどうですかという表の意味だがそろそろ帰ってくださいというのが本当の意味)という言葉にあるように表と裏があるし基本大阪人や周りの関西は田舎だと思っているばかりか関ケ原以東については人間の住むところではないと思っている。一方で鎌倉の人はジモチーもいるが多くは本人またはご先祖が東京や鎌倉伊以外の人が多く基本的に開放的だ。

2.海がある:

鶴岡八幡宮長谷寺も海が見える。駿河湾は綺麗だし場所によっては富士山がみえるところがある。京都で海の見えるところは当然ない。

3.冬暖かく夏涼しい:

京都の冬はくそ寒いし夏はくそ暑い。京都で浪人生をしているころ夏に餃子の王将の看板がアスファルトから上がる熱気に揺らいでいたことがあった。夏も冬も京都は盆地なので暑く寒くて住みにくい。

4.散歩できる:

京都の道路は碁盤の目になっている。古代から綺麗に整備されているからだが逆に面白みがない。京都の街中で散歩して楽しいところは広い割には哲学の道、鴨川のように特定のところしかない。鎌倉は道が狭いがそれがいい散歩道になっていて海にも山にも歩いていける。

日本の漫画映画で鎌倉が舞台になってその舞台となった場所に世界各国から観光客がコロナ前には来ていた。単なる散歩道がストーリー化されているところが京都より先を行っている。鎌倉は映画の舞台になるが京都はならないのだ。

 

 京都の人は鎌倉なんて大したことないと思っているだろうし「天皇さんはちょっと東京に出かけてはってそのうち戻ってきはる」と今後も冗談半分で言い続けるだろう。

 だが天皇陛下が京都の戻ることはまずないだろう。あんな暑くて寒いところにお戻りになることはないと私は信じている。

 考えてみれば一般平民であるこの私はこの50年鎌倉に何度も行ったことはあるが京都に50年観光で行ったことは一度もない。

 だから勝負はついているように思う。

2020年7月20日