ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

そろそろまともなノーベル平和賞を!

 オバマ元大統領は核無き世界を演説しただけでノーベル平和賞を受賞している。オバマ大統領が演説の後中国や北朝鮮は確実に核攻撃力を確実に増やしている。そして彼が甘やかした中国は今やモンスターとなって世界の民主主義を脅かしている。

 ゴア元副大統領もノーベル賞を受賞している。世界がCO2が原因で温暖化しているという理論は多くの学者に否定されていて、しかもCO2排出に関するパリ協定は延長されていない。ノーベル賞を受賞するかと言われた環境問題のジャンヌダルクとされたグレタ少女は多くの厳しい批判を浴びて世界の多くのまっとうな大人たちのアドバイスに従って学校に戻っているらしい。

 また韓国の金大中大統領も今や何の役にも立たない北朝鮮への太陽政策ノーベル賞を受賞している。太陽政策は単に北朝鮮を甘やかしただけで核開発は進んで行った。北朝鮮が交渉のテーブルに着いたのは金大中大統領の太陽政策ではなくトランプ大統領の武力による圧力によってだった。

 ノーベル平和賞のいくつかは本当にしょうもない人たちに授けている。今年こそまともな人にノーベル平和賞を与えてほしいものだ。ノーベル財団のためにまともな候補を二人あげておく。

トランプ大統領

北朝鮮を交渉のテーブルに付けたこと、イスラエルUAEの国交を回復させたこと、アフガニスタンからの撤退について合意したこと、それぞれどれをとってもノーベル平和賞を受賞してもいい。トランプ大統領が嫌いな人は否定したいだろうが、いずれも歴代の大統領が出来なかった大成果だ。

 

周庭氏(シュウテイ氏)

香港の自由の女神、日本語が堪能で一見かわいく弱そうな容姿であるにも関わらず民主化運動をここまでやってきた。彼女一人だけでなく「周庭氏と香港の民主化で戦うひとたち」ということでノーベル賞を授与すべきだ。

 もしかするとノーベル平和賞の委員はこの二人が嫌いかもしれない。オバマ、ゴア、金大中とだいぶん左派左翼的な考えのひとたちが多いように思える。今年もアフリカかどこかの貧しい国で貢献したひとで姑息にごまかすかもしれない。貧しい国での平和的貢献も大事だがトランプ氏や周庭氏のように世界的な問題で貢献した人には間違いなくノーベル賞を授けるべきだ。

 今年この二つのいずれも外されるようであればノーベル平和賞はさらに価値が落ちることは間違いないし、ノルウェー人の良識が疑われることになる。

2020年9月8日