真鍋氏のノーベル賞は政治の匂いがする、などと言いうとノーベル賞受賞で手放しで喜んでいる多くの日本人から猛烈な非難を浴びそうだ。
だが気候変動二酸化炭素原因説については基本的な問題がある。
地球が温暖化している原因は二酸化炭素増加が原因ではないという、反論が多くあって私が見るところ世界的にこちらの方が優勢だ。
二酸化炭素が原因というよりも、太陽光線や水蒸気が原因であるという意見は説得力がある。そして二酸化炭素で気温暖化するのではなく、地球が温暖化するから二酸化炭素が増えている、という理論だ。
太陽光線の変化やそれにともなう水蒸気の状況によって地球の温度が上がる、その温度上昇が原因で海水に溶けていた二酸化炭素が蒸発して空気中に放出され、空気中の二酸化炭素濃度が上がるという説だ。
そもそも空気中に100万分の400しかない二酸化炭素が気温を何度もあげるのかというのは普通の科学の常識からして無理がある。
今地球温暖化の原因が二酸化炭素だと言っているのは国連の科学者ぐらいで、他の多くの良識ある科学者は温暖化しているから二酸化炭素が増えているとしているのだ。
実際国連は数年前まで「地球温暖化」としていたが今は「気候変動」と温暖化という呼び方を捨てている。
地球温暖化二酸化炭素原因説派たちが、自分たちの主張が劣勢になり、環境少女グレタがノーベル賞を取れる可能性が無くなったから、巧妙に鍋島氏にノーベル賞を授けることで地球温暖化説を世界に肯定させようとした、と私は考えている。
一度鍋島氏の気候変動のコンピューターを使って逆の計算をすればいい。つまり地球の温度が何らかの理由で1度上がった場合の二酸化炭素の増加を計算してみれば、ドンピシャ今の二酸化炭素増加が出てくると私は信じている。
2021年10月17日