不動産ジャーナリストの榊敦司氏が今年後半東京の中古マンションの価格がようやく頭打ちになって下がるのではないかと予想している。
私もそのように思っていたのだが、最近になり下落はまだ先になるのではないかと考えだしている。
それはここにきて円安という要因を考えないと行けなくなってきた。
過去のブログで述べたが東京は安全で清潔で交通の便が良く気候が温暖で豊かな、世界で一番の大都市だ。
ニューヨーク、パリ、ロンドン、ロサンゼルス、シンガポールなどもちろん肩を並べる都市ではあるが、すべてを兼ね備えている大都市は東京以外にはない。
かような魅力的な街だが世界の目から見て東京は安すぎる。
一般消費者物価が安いだけでなく不動産価格が安い。
世界でナンバーワンの都市の不動産価格が円安で割安になれば海外からの投資が増えることは間違いない。
中国バブルが崩壊したので中国からの投資は限られることになるが、逆に言えばいままで中国に投資されていた資金は割安の東京に注がれることになる。
黒田総裁は極端に緩和した金融政策を変えるつもりはないと言っている。
変更するにしても黒田総裁が目標としていた消費者物価2%上昇を達成してからになるだろう。
金利を上げなけれb当面は円安基調ということになり、もしかすると130円を超えて140円近くになるかもしれない。
しばらくは中国不動産市場に流れ込んでいた資金が東京不動産市場に流れこみ東京の中古マンション市場はしばらく下落しないのではないかと私は見ている、
2022年4月20日