ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

2025年1月まで日本が生き延びるために

 ロシア、中国、北朝鮮、韓国、敵国と反日国に囲まれた日本が未来を生き抜くためには今から2025年1月まで世界がどう動くかにかかっている。

 2025年1月までと言うのは2024年12月にアメリカ大統領選挙でトランプ氏または共和党候補が大統領に選ばれて就任するまでという意味だ。

 今のところバイデンの再選は考えられないが世の中何が起こるか分からない。もしバイデン氏あるいはほかの民主党候補が大統領になれば日本の未来は2025年1月以後も引き続き不安定ということになる。

 トランプ元大統領の実績は彼の特異な性格やマスコミのアンチ報道で一般的にはゆがめら低い評価がされている。

 だがトランプ氏が大統領であった4年間アメリカは大きな戦争をしたことがなかった。アフガにスタンからの撤退を約束し、イスラエルと中東諸国との関係を劇的に改善し、イランの封じ込めを行い、いままで野放しにしていた中国包囲網を作り上げた。

 一方バイデン氏が大統領となったこの1年8カ月は世界が一気に不安定化した。

 アフガニスタンからの無様な撤退はアメリカへの信頼が失墜した。トランプ時代に安定していたロシアとの関係については再びロシアを挑発してウクライナ戦争を起こしてしまった。中国は大悦びでロシアを支援して中国封じ込めは威力を欠いてしまった。さらに中立と言いながら欧米諸国と足並みを合わせていたインドが微妙に距離を置きだしてしまった。さらに台湾でもアメリカ民主党ペロシ氏が訪問して中国にいらぬ挑発をしている。

 このようにトランプ共和党の4年間とバイデン民主党1年8カ月で世界は確実に不安定になったことは明らかだ。

 日本は親中と言われる林外務大臣を7月の内閣改造で岸田首相は留任させた。旧統一教会問題で支持率が20%台位まで落ちない限り岸田政権は続き親中政権も継続されることになる。

 日米欧で中国を封じ込む体制が今後30年の世界平和の基本にならないといけないのにアメリカも日本も心もとない。

 かような頼りにならないバイデン政権と岸田政権でどうやって2025年1月まで生き抜くかが日本の未来を決めることになる。

2022年9月4日