ドラコの資産運用 織田俊夫

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黒人を騙しきれなくなったアメリカ民主党

 11月7日付週刊現代に「米中間選挙に異変。民主党岩盤支持の「黒人層」に、徐々に広がる共和党シフト、トランプ支持まで現れる地殻変動の意味」と言う記事が出ている。

 ようやく黒人はアメリカ民主党に長年騙されていたことに気が付いたということだと私は見ている。

 過去のブログ「もしかしてアメリカ民主党って世界最大のマルチ商法?!」(2022年5月22日)でアメリカ民主党マルチ商法団体になぞらえた。

 黒人たちは組織の下層に位置して無償の選挙活動や資金の提供をさせられている、民主党の上層部は黒人の味方を演じるだけで黒人には何も提供しない、黒人はいつの日か上層部のようになれると信じて組織から離れない、と述べた。

 マルチ商法に引っかかった人たちが自分たちの組織を批判することは稀だし自分たちが騙されているとは絶対認めようとしない。グループ意識が強く外部は敵だと考えている。

 同じ様に民主党の黒人たちは民主党の壁の中で過ごし、自分たちが騙されていることなど認めることは稀だ、そしてグループ外の共和党に対して敵視している。

 だがトランプ政権はアメリカファーストの旗印のもと、米国内の黒人を含む労働者の賃金上昇を実現した。そして同時に民主党はグローバリストと結託し産業を中国などに出していき米国内の黒人を含む労働者の味方ではないことが明らかになった。

 この記事で週刊現代は、黒人の民主党離れを失業率の改善、アメリカファーストという単純で分かりやすいトランプ政権時代の共和党のマッチョ感が原因だと書いている。ちょっとずれているように思える。

 原因は単純だ。黒人の情報源が左翼のマスメディアだけだったのに加えてインターネットで多元化され、アメリカ民主党というマルチ商法に騙されていた黒人たちがこれでしだいに呪縛から目覚めているからだ。

 明日の中間選挙で確実に黒人の民主党離れが進むだろう。

2022年11月7日