ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ロシアと中国の接近、いまさらながらバイデン政権とアメリカ民主党

 今更ながらバイデン政権とアメリカ民主党は外交はどうしようもない。

 習近平主席とプーチン大統領が今月会談することになった。

 本来ならば21世紀最大の脅威である中国を締め上げないといけないのに、ロシアと事を構えてしまった。

 このブログで何度も言っている話の繰り返しになる。戦略上の大失敗だ。

 ロシアに対して異常な反感を持つ民主党支持グループ特にユダヤ系の政治家経済人たちに先導されてロシアを挑発して戦争を起こしてしまった。 

 この一か月アメリカは中国の偵察気球を打ち落とし、新型コロナの起源を武漢研究所であるとしたり、中国に対して立て続けに批判をしてきた。これは中国のロシアへの接近をやめさせようとしたのだろうが、後の祭りだ。

 以前から言っているようにロシアがマフィ〇、ウクライナはそのメカ〇、中国はヤク〇でアメリカは警察だ。

 マ〇ィアの親分とそのメ〇ケの内輪もめにこの機会にマフ〇アを困らせてやろうとちょっかいを出したのがアメリカだ。メカ〇のウクライナをマフィ〇と別れさすのに警察であるアメリカは今膨大な精力を使っている。

 ここに来てマフ〇アとヤ〇ザが悪者同士でくっついたということだ。

 ロシアに対する経済制裁は思ったほど効いておらず、戦争による原油高騰で歳入は助かり、戦局もここにきてロシア有利となっている。アメリカは兵器供給で財政は拡大し原油は高騰している。インフレを抑えるために金利を上げ続けたら銀行の連鎖倒産の危機に晒されている。

 ウクライナ戦争前にロシアがNATO諸国に可能性はほぼゼロだった。だが中国が台湾に侵攻し尖閣列島を強襲し太平洋の半分を支配する可能性は今大きい。

 ロシアは軍事的に力を持ち続けるがアメリカを凌駕する可能性はゼロだ。だが中国が経済と軍事的で追い抜く可能性はゼロではない。

 そんなこどもでも分かる力関係を無視して中国ではなくロシアを叩くと言う致命的なミスをしたのだ。

 その結果、最大の悪者と二番目の悪者が結託させてしまったのだ。

2023年3月19日