今日行きつけの喫茶店でNHKを見ていたらウクライナ戦争が始まってからロシアで言論弾圧がなされていると言う報道をしていた。
確かにロシアで言論弾圧がされているのは事実だろう。
時間をかけてロシアの言論弾圧を非難するのであれば何日もかけて報道しないといけない国があるはずだ。
中国では言論弾圧だけでなくウイグル族のジェノサイドが行われているとされているがNHKは特集を組んだことがない。せめて日本にいるウイグル人をインタビューするぐらいのことをしてもいいはずだ。
中国におもねっているのか、中国から資金が出ているのか、中国駐在員を実質人質にされているからか分からない。だが中国言論弾圧を全く報道しないというのはマスコミの良識がないと言われてもしようがない。
ロシアの言論弾圧を報道するのであればせめて最後に中国や他の多くの国でも言論弾圧がされていると述べないといけないはずだ。
言論弾圧をしている二つの国の首脳が会談を持ち結託することになる。
中国から民生品や兵器(表向きには民生品)がロシアに輸出されロシアから中国に原油などのエネルギー資源が輸出される。
ロシアだけでは工業製品が不足する、中国だけであればエネルギーが不足する。二つの国の協力は1+1以上の意味がある。
二つの国はお互いに欲しいものが手に入ることになってアメリカを中心とした西側諸国のロシア、中国に対する制裁は効果が疑問視されていたがこれでほぼ意味がないものとなってしまうのだ。
西側諸国にとって今になっては敵国になった二国の言論弾圧、中国に怯えロシアだけ報道するNHKは公共放送の看板を下ろすべきで受信料を徴収する権利はない。
2023年3月30日