以下はノンフィクションです。
ある日玄関のチャイムが鳴って見るとそこにライフルを背負った男が立っていた。どこにでもいそうなジーンズにTシャツの青年だ。
ライフルを私に向けて彼は私に行った。
「このマンションが建っている土地は我々の祖先縄文人のものだった。お前ら弥生人が不当に2千年前に奪った。俺たち縄文人の余地だから出て行け!」
私は無理やり玄関からおいだされた。同じマンションの人たちもほかの銃を持った男たちに追い出されている。
我々はすぐに近くの交番に駆け込んだが警察官は一人もいない。
やむなくマンションの住民たちは近くの公園に集まった。
驚いたのはそこに他のマンションや一戸建てからの追い出された人たちの人だかりにんsっていた。
赤ん坊が泣き老人は地面に座り込んでみんな不安と恐怖が満ちていた。
聞けば今みんな同じ話のようだ。
玄関に出刃包丁、日本刀、拳銃を持った数人の男女が立っていて家を追い出された。この土地は自分たち先祖縄文人の土地だから出て行けと言うもので、小突かれて家から追い出されたと言うのだ。
公園には人々がどんどん集まってくる、憤懣やるかたない男性たち、不安におびえる女性たち、泣いている赤ん坊の声も聞こえる。
そういえばニュースで最近の遺伝子検査で縄文系の遺伝子を持つ人たちの一部が集まり土偶を侵攻する宗教ができたことを報じていた。
その人たちが集団になって徒党を組んで土地を支配しようとしているのだ。
数人の男性たちが近くの交番に行ったが警察官はいない。交番にある電話で連絡をしようとしたが切られている。携帯電話での110番はかからない。警察官はこの街から消えていた。
2024年11月28日