ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

小泉進次郎氏を批判すれば高市早苗氏になるマスコミのジレンマ

 自民党総選挙は当初石破氏と小泉氏の戦いとなり最終的に小泉氏が総裁になるとの大方の見込みだった。

 実力者である前首相の菅氏が小泉氏を推薦しているとの話もありマスコミは小泉氏を中心とした報道をしてきた。

 だがここにきて小泉氏は解雇規制に対する発言で無知をさらけ出した。

 おそらく経団連の戸倉氏あたりに吹き込まれたのだろう。早速高市氏など他の候補が批判をしいそいでこの主張を引っ込めている。

 ハンサムで女性から人気が高いともされるが多くの人が反対したレジ袋有料化で評判は必ずしもよくない。またセクシー発言もあって言葉が軽い。

 総裁立候補記者会見は事前に質問を決めて行うなど思考能力が劣るからではないかという見方をされている。

 ワイドショーやニュースで小泉氏を出せば視聴率が取れるのだろう。マスメディアは最初は彼の人気によるものと考えていたが今はどんなバカな発言をするかを半分以上の視聴者は期待している。

 小泉進次郎氏を出せば視聴率は稼げるが出すほど彼の支持率は下がることになる。それによって有利になるのはマスコミが最も嫌がる高市早苗氏だ。

 いままでマスコミが主張してきた①女性を起用すること②二世議員でないこと③完了出身でない、を9人の候補の中で唯一高市早苗氏がクリアしている。

 本来であればマスコミは高市氏に注目すべきだ。だがマスコミはなんとか高市氏を右翼というレッテルを貼って総裁にしないようにしたいと思っている。

 常識から考えて日本の首相は最低限の知性と思考能力が必要で総裁は高市氏以外にはない。だが全国100万人の自民党員と自民党議員がどのような判断をするかは別だ。今回の総裁選びで自民党の衰退するかが決まることになる。

 

2024年9月17日