ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

定年退職をすると、家の修繕、車を買う、旅行に行く、高級レストランに行く、らしい。

 定年退職をすると、家の修繕、車を買う、旅行に行く、高級レストランに行く、というのが大手企業に勤めたサラリーマンのやることのように思う。

 友人たちの多くが65歳近くで再雇用も終わりとなっている。退職すると面白いほど同じことをやりだす。

 退職金が出て自分にご苦労様ということと今後の年金生活を考えるとやるべきことはおやっておこうと言う考えなのだろう。

 だいたいにおいて奥さんが主導権を持っている。

 自宅修繕の見積を業者から取り寄せる奥さん、人生最後の車だからと行って外車などの高級車が良いと言う奥さん、旅行やレストランの予約をちゃっちゃとする奥さん。旦那は奥さんの決めたことをはいはいと言って聞いてお金を出しているようだ。

 車で面白いのは結構な高級車を買うことだ。

 これからは「私の夫は大手○○会社に勤めています」と言えなくなる。ママ友の間で自慢できるものが欲しいのだろう。

 人は歳を取ると人から敬われたりうらやましがられたくなるらしい。そんな邪悪な考え方はやめろと説教するより金があるのなら羨望の車を買っておくのが精神衛生上いいと思う。 

 全部妻に話をすると家のどこそこを直せとか、いい車買われていいなあと嫌味を言われたり、旅行や高級レストランに連れて行けと言われるので黙っている。

 今の自宅はマンションで管理組合が代替は直してくれる、駅近で車はいらない、温泉は熱くてあまり好きではない。私は10年ほど前にサラリーマンを辞めていていまさら家、車、旅行、外食で特にやりたいこともなく、そんなものかと思って見ている。

2024年9月16日