日刊ゲンダイは以下のような見出しでトランプ氏暗殺未遂狙撃事件を報道している。
「大統領選は終わった、トランプの圧勝だ」銃撃から生還したトランプ氏を「英雄視」する人が急増中…!「1枚の血まみれ写真」が変えてしまうかもしれない「アメリカの未来」
この文言すべてが違うと私は言いたい。
まず1年前大統領選が開始されトランプ氏の優勢が告げられるたびに私はトランプ氏再選の可能性は3割と思って油断してはいけないと言ってきた。
「1枚の血まみれの写真」星条旗の下でこぶしを突き上げる写真がアメリカ有権者の心を大きく揺さぶっている。しかしそれでもトランプ氏が再選される可能性は今も3割だと考えるべきだ。
7.8月中にバイデン氏が撤退するかは決定する。オバマ大統領など陰で民主党を動かす勢力は全力でバイデンを引きずりおろそうとするだろう。成功すれば一気に民主党側が盛り返す可能性はある。
もし多数の共和党支持者が信じるように先の大統領選挙が〇まれた不〇選挙であったとしたら、今回はさらに巧妙で大胆な〇正が行われるに違いない。投票箱の前後であらゆる妨害を絶たなければトランプ氏の再選はないと考えるべきだ。今のところ正しく公平な選挙をするための具体的な手立てが聞こえてこない。
トランプ氏はいくつものハードルを乗り越えてきた。だがまだまだ先には悪だくみをする輩が待ち受けると考えるべきだ。
そして見出しにはトランプ氏を「英雄視」とあるが彼は「英雄」なのだ。殺害の一歩手前で生き延びた人間がこぶしを上げてファイトと叫ぶ人はまさしく英雄なのだが日刊ゲンダイの著者は認めたくないのだろう
さらに言えば「1枚の血まみれの写真」がアメリカの未来を替えるのではない。
そもそも半分以上のアメリカ人はウクライナ戦争に疑問を持ち行き過ぎた環境保護政策に反対し不法移民を取り締まるべきと考えている。狙撃前でもトランプ氏の再選は「もしトラ」「ほぼトラ」と言われて確実視されていた。
この写真は彼の緊急時の対応力と勇気ある資質が証明され当選がより確実にされただけだ。
2024年7月16日