ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ウクライナ戦争2年目を迎えて その2 ロシア総攻撃ウクライナ総崩れ米国大統領選挙直後

 ウクライナ戦争2年目を迎えて日本を含めた西側マスメディアと専門家は膠着状態だと言っていのに、ウクライナは要衝アウディーカから撤退を決めた。

 ウクライナは弾薬の不足だと言っていて、常識を持って論理的に考えればウクライナが劣勢であることは普通に明らかだ。

 先のブログで述べたように今予想しないといけないのは膠着状態がいつまで続くとか米議会がいつ軍事支援法案を可決するかではなく、いつロシアの総攻撃が始まってウクライナが総崩れになるかだ。

 ウクライナの砲弾が枯渇しているのに対してロシアは無尽蔵といっていい砲弾の生産ができる。さらに北朝鮮からの輸入もできるだろうし中国から民生品と偽って輸入することもできるだろう。

 アメリカの軍事支援がないのであれば時間が過ぎればすぎるほどロシアは有利になる。

 ロシアがウクライナに総攻撃をかけるタイミングはひとつにはアメリカ議会が軍事支援法案を通した時だ。ロシアはウクライナに砲弾が届く前に総攻撃をかける可能性がある。

 だがおそらくその機会をプーチン大統領は見過ごすだろう。

 ロシアの総攻撃はアメリカ大統領選挙に何らかの影響を及ぼす。プーチン大統領としては下手に戦闘を拡大して交渉が可能なトランプ氏の足を引っ張ることは避けたいと考えているはずだ。

 となるとロシアの大攻勢はアメリカ大統領選挙で大統領が決定した直後と考えるべきだ。トランプ氏再選の場合は停戦交渉でよい条件で合意できるようにより占領地域の拡大を図る、バイデン氏再選の場合は戦争は継続するのでさらにウクライナを追い込むことになる。

 プーチン大統領は間隙をぬって大規模攻撃をかけると予想する。

2024年2月20日