ドラコの資産運用 織田俊夫

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立憲共産撲滅のために その2 マスコミの世論操対策

 総選挙翌日の11月1日朝からニュース番組やワイドショーは歯切れが悪い。 

 選挙翌日11月1日のニュースやワイドショーは明らかに落胆と番組構成に苦労しているのが見えた。本来なら「自民党過半数に達せず、原因は不適切なコロナ対策とモリカケ」ぐらいの勢いで番組を朝からやるつもりだったのだろう。

 選挙結果を端的に表現すれば、1自公ほぼ現状維持、2立憲共産敗北、3日本維新の会躍進、の3つだ。なのにニュースやワイドショーでは2の立憲共産敗北の話は最小限にして日本維新の会躍進と甘利氏が小選挙区で勝てなかったこと、石原氏が落選したことを前面に出していた。

 選挙日に発生した京王線での殺傷放火事件を最初のニュースにしているワイドショーさえあった。

 反自民のマスコミにとって選挙結果は面白くないもので予想外のものだったのだろう。

 今回の選挙結果が「面白くない」のは反自民のマスコミにとって当然だし、それは今に始まったことではない。

 だが「予想外」であったことは今回初めてではないだろうか。

 開票前各社異口同音に「与党過半数、しかし自民党単独では過半数は微妙」と言っていた。NHKににいたっては選挙日開票が始まった20時に「自民過半数微妙」と報道したのだ。

 しかし結果は過半数を30議席近く上回るマスコミの予想外の結果となった。

 本当に予想を間違ったというのが事実ではないだろうか。

 いずれのマスコミも窓口調査をしたり直接有権者に意見を聞いている訳でいずれもそれなりにまともなやり方をしていたと考えられる。

 なのに結果が大きく違ったのは有権者がウソを調査に言ったからとしか考えられない。

 自民党に投票したのに立憲民主党に投票したと言った人がいたのだ。

 それはそれほど多い人たちではない、おそらく100人の内1人か2人。だが候補者が二人とすると1,2人が反対のことを言えば、それだけで一人の得票は2%~4%違うことになる。

 保守層の有権者の多くはマスコミを信用していない。

 サンケイを除いてマスコミの世論調査報道は結果をもとに公平をうたいながらその実反自民の投票が増えるように誘導していることは保守層有権者にはバレている。

 選挙のアンケートの結果を自民ピンチにすることで保守層の引き締めを図ろうと企んだ保守層有権者がほんの少しいたのだ。

 世論調査反自民の投票を増やそうとするマスコミを逆手のとったのだ。

 まんまと調査結果を信じたマスコミは自民過半数危ういと小躍りをし、その調子で11月1日朝のニュース、ワイドショーの番組構成を準備したのだろう。

 そして結果は予想を覆すものだった。11月1日朝のニュース、ワイドショーの混乱した現場を見たかったものだ。

 今後出口調査における保守層のウソはますます拡大しマスコミの世論調査は当たらなくなり、ひいてはマスコミの信用がさらに失われることになる。

2021年11月2日