ドラコの資産運用 織田俊夫

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宝塚歌劇団もジャニーズに続いて解散か?

 阪神タイガース優勝はめでたいことだった。舛添元東京都知事が「関西はスポーツに専念すればいい。」とタイガース優勝以外関西からいい話が聞こえてこないことを皮肉ったとこのブログで述べた。

 残念ながら舛添氏の言葉通り今度は宝塚歌劇団のいじめ問題が出た。

 先日の記者会見では過労働を認めたもののいじめは確認されなかったとした。だがいじめに関与したと思われる4人はインタビューを拒否したそうだ。

 岡田斗司夫氏が言うように現代においても基本的人権がない世界がある。芸能界はその典型でジャニーズも宝塚歌劇団も人権はなかったのだ。だが時代の流れで師匠と弟子とか先輩後輩のような関係はまだしも暴力やいじめは許されないようになってきた。

 そんなことを想いながら調べていたら宝塚歌劇団阪神タイガースと同じ阪神阪急ホールディングスなのだ。

 そういえば阪神と阪急は合併をしていた。同じグループの中で一か月に一方は大成功、一方は大問題、という事態だ。

 しかも宝塚歌劇団は法人ではなく阪神阪急グループの一部門になる。

 つまり人権があやしい世界ではなくコンプライアンスを遵守しないといけない上場会社内でいじめが行われていたことになる。

 先輩後輩の厳しい関係が年月とともに行き過ぎたものになったのだろう。意地悪な女は必ずいるので調子に乗って他の生徒を抑圧支配しそれが当たり前となり世代が変わるごとに常態化していたことが想像される。今は組織的に全体が腐りきった状態となっているに違いない。

 ジャニーズ問題は性的マイノリティーがやることだからとか、男の子が被害者だから、という事で外部は無視し無関心だった。宝塚歌劇団も実は周りは知っていたが、女性同士の問題だから大したことないだろうと勝手に無視無関心を決め込んでいたのだろう。

 その昔宝塚音楽学校の生徒が阪急電車を利用すると電車に向かって一礼をしないといけなかったらしい。

 それを美しい姿とする時代は終わっていると思う。自殺者を出した宝塚歌劇団はジャニーズと同じく解散しないといけない。

 そしてジャニーズファンが夢を壊されたように宝塚ファンも夢を壊されることになる。

2023年11月19日