ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ウクライナ戦争もアメリカ大統領選挙もマスコミは偏っている。

 ウクライナ軍はロシア本土に初めて大規模な侵攻を行った。

 戦闘はウクライナ東部に絞られていたがロシアの防備の甘い所を突いた奇襲作戦だ。連日欧米日のマスコミはウクライナの反撃を報道している。

 だが主戦場はウクライナ東部で毎日ロシア軍が500メートルから1キロ確実に占領地を西に広げている。

 ウクライナが奇襲作戦をしてロシア本土を攻め込んでからも東部ウクライナでのロシア軍の侵攻速度は遅くなっていない。このままいけば数か月後にウクライナ東部4州はすべてロシアが占領する。そして1年~2年で首都キーフはロシア軍に包囲されることになる。

 全体としてウクライナは毎日負け続けているのが事実だ。欧米日のマスコミはこの字事実を無視するか簡単にしか報道していない。

 アメリカ大統領選挙はバイデン氏撤退後カラマ・ハリス氏が追い上げているというニュースを連日繰り返している。

 カラマ・ハリスがトランプ氏を批判すると「批判」と言う言葉を使うが逆にトランプ氏がカラマ・ハリスを批判すると「攻撃」という言葉を使うっていて公平でない。ほとんどのニュースは両者を取りあえるが最後は民主党を持ち上げるなどカラマ・ハリスの立場でまとめている。

 アメリカにはトランプ支持者が少なくとも49%いる。マスコミの世論調査が偏っているとしたら50%を超えているのが実態だろう。

 だがトランプ氏支持者の発言の報道は限られている。報道は極端にあるいは微妙に民主党寄りだ。

 今のマスコミの報道を見ているとウクライナは戦争に勝っていてトランプはアメリカ国民全員から嫌われているように見える。

 日本人のインテリと思っている人たちはほぼこれに騙されている。

2024年8月24日