ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ウクライナ戦争を改めて予想する。ウクライナは敗北する。

 このブログで何度も予想をしているが戦争開始1年なので確認してみることとする。

 今もロシアは東部4州のほとんどとクリミア半島を占領し、西側の報道ですらこの数週間ロシア有利ウクライナ苦戦のニュースを流している。 

 ロシアが先制攻撃に失敗しウクライナがドローンなどを使った反撃に出た11カ月ほど前、すべての軍事専門家はロシアが早期に敗退することを予想した。

 彼らは自分たちの予想が間違っていたことを認めもせずに今もテレビやユーチューブで、今年春以降に戦局は好転すると「予想」とは言えない「希望」を垂れ流している。

 改めてこのブログでも今後の戦況について述べてみる。

1.ウクライナは負ける:

ウクライナは負けるだろう。西側から戦車を提供されてもそれを十分動かすことは1年ではできない。今ウクライナ軍がやっているのは穴を掘って立てこもる守りの塹壕戦だ。戦車は歩兵との機動的連携が必要だがウクライナ歩兵ができるとは思えない。

ロシア兵の士気の低さを西側メディアは繰り返し報道しているがウクライナ兵も同じだ。ウクライナ兵はロシア系が多い東部4州、クリミア半島を血を流してまで取り返す意味があるのかと本音で疑問に思っているだろう。

ウクライナが負けるとはロシアが東部4州とクリミアを完全制圧するということだ。

アメリカ政府下院は共和党となり予算は厳しくなる、欧州諸国も厭戦気分の占める国が増えるだろう。ウクライナ軍支援は今まで通りとはいかない。

ウクライナが敗北するので以下2,3,4、の可能性がある。

 

2.アメリカ、ウクライナは奇策に出る:

ウクライナの敗色がはっきりしてくるとアメリカ民主党とジレンスキー大統領は思いきった策を取るかもしれない。アメリカの核の使用、ロシア本土への攻撃、ロシア本土へのテロ、プーチ○大統領暗○あるいはクーデター、などだ。ノルドストリームを爆破したのがアメリカだったとしたらこのぐらいのことはアメリカは考えるはずだ。

 

3.2025年初めまで戦争は続く:

この戦争はバイデン大統領、民主党、それらを後押しする勢力によってはじめられた戦争だ。目的はロシアを弱体化し解体しその利権を得るためだ。バイデン大統領はこの目的を達成するまでは戦争を終わらせないようにするだろう。だが2024年末共和党の大統領が当選したら平和が見えてくることになる。

 

4.突然のウクライナ敗北の停戦はあり得る:

だがこの戦争でロシアを弱体化したり分裂させることができないとバイデン政権が諦めたら停戦となるだろう。その場合ウクライナが大幅譲歩しロシアの要求をほとんど吞むことになる。

 

今日も多くの命が奪われている。私は今やだれも言わない当たり前のことを言いたい。「即時停戦」だ。

そして「ロシア軍の撤退」「国連平和維持軍派遣」「国連監視下による帰属国民投票」を私は主張する。

 

2023年2月24日