昨日のブログの通り同窓会には行かない主義と述べたが、たまたま最初の会社の同窓会に近いものに行く羽目になってしまった。
数十年ぶりに最初の会社のお客さんから連絡があって至急飲みに行きたいと言うのだ。役員まで出世されたがその後参与をしているようだ。
至急と言うから、何か仕事を頼まれるのか、不動産の仕事か、誰か健康状態が悪くて生死を漂っているか、と思ってスケジュールを調整して飲みに行った。正直何か困っているんだろうと思ってい行ったら単なる昔話で終わった。
だがそれで終わらなかった。私が勤めていた会社の同僚に会いたいという話になって二回目は3人で飲みに行った。それでも終わらずに三回目はもう一人増やして4人で飲みに行った。
いずれも同じような30年前の話の繰り返しだ。
そして最初の飲み会から半年来年早々四回目の新年会が計画されたがさすがに丁重にお断りをした。
最初の会社の元同僚の先輩後輩に私の連絡先が行ってしまっていて年末にかつて所属していた部のOB会をやるので来ないかとの話が来た。まさに芋づる式に飲み会が続くことになる。
当然これも丁重にお断りをした。
すんなり断るわけにもいかず断る理由が大変だった。最終的には旅行を計画をしていたのでそれが理由にした。
「きみはは何をしてるんだ」という説明が求められる。これが厄介だ、普通に一人の退役ビジネスマンとして生きていると言うのも相手がマウントを取ろうと考えているのが明らかな場合は癪に障る。敵はマウントを取る割に実は興味がないはずなのでマウントをはねのけかつ余計な追加質問を受けない明快な一言で回答しないと行けない。
かつてすぐに売却した中古の高級外車の写真とともに「今は不動産業で旨くやってます、旅行に行くので行けません、」とだけ返事しておいた。
この断り方を考えるのにたぶん一週間はかかった。
2023年1月11日