ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

コロナウイルス、東京オリンピックが開催できる状況は二つある。

 2020年3月1日予定されていた東京マラソンが延期された。

 政府も東京都も東京オリンピックは予定通り行うと言っているが、かなりあやしくなってきた。

 東京オリンピックは開催できるかどうかは海外との関係による。先のブログでいかに感染を遅くするかを世界の国々が競争をしている、早く感染する国は他国からその国民の入国を制限されるし、サプライチェーンから先に外される、ということを述べた。

 いずれにせよどこの国でも広まるかもしれないが、先に感染した国は経済的に損をするし国際的な信頼を無くすことになる。

 東京オリンピックは8月なのでその前の6,7月に日本で感染が拡大していて他の国々で感染が拡大していない場合東京オリンピックは開催できないと考えるべきだ。もちろん抑え込めた場合は開催ができる。これは常識的な見方かと思う。

 だがもう一つ開催できるケースがある。それは日本で感染が広がり、かつ他国でも感染が広がっている場合、つまり世界各国でどうしようもなく感染が広がっている状態だ。ここまで広がれば国と国との間で水際作戦は無意味になり、人の行き来を制限することはなくなりオリンピックは開催できることになる。

 抑え込みが無理と諦めるのは時期尚早だ。遅かれ早かれコロナウイルスは広がる、というのは正しいだろう。だが日本だけが他国に先駆けて広範な感染国になるデメリットは大きい。今のところ少なくとも海外からの情報では日本以外は水際作戦を成功させているように見える。このままだと日本だけが感染し海外の国々は感染しないことになり東京オリンピックは不可能になる。

 「どうせ広がる」の考えは危険だ、他国より一日でも遅くなるようにすべきだ。

 

東京オリンピック開催は無理かもしれない、繰り返しになるが一日でも広範な感染を遅らせるべきだ。