2024年の投資、投資先は日本、インド、アメリカにそれぞれ三分の1で良いと思う。
10年後の捕らぬ狸の皮算用をしてみよう。
300万円を100万円づつ3等分して日本、インド、アメリカに投資したとする。
日本株式の平均配当はおよそ2.0%だ。内部留保を同じ2%と仮定する。
株式配当金をそのまま再投資すると翌年の元本は2%上がって102万円になる。内部留保がそのまま株価に影響すると仮定すると株価は翌年2%増の102万円になる。株式配当金の再投資が2万円、内部留保増加による株価の値上がりが2万円で1年後に保有する日本株の総額は104万円になる。
毎年年初の株価の4%増が年末の株価の総額になり、10年間繰り返すので4%増の複利計算となる。100万円x104.0%の10乗=148万円となる。
もちろん景気、金利、などに影響されるのでこの通りに行かない。
ゼロ金利政策がようやく軌道に乗り始めた兆候があって今後に日本経済は過去30年よりは高い成長するだろう。そうなると10年後の数値はこれ以上になることになる。
アメリカの上場全銘柄の平均配当は2.7%だ。同じように株式配当金を再投資するとし、内部竜を同じ2.7%とし株価が内部留保に従って変動するとする。内部留保を2.7%とすると2.7%と毎年5.4%つづ株価は上がっていく。
毎年年初の株価の5.4%増が年末の株価の総額になり、10年間繰り返すので5.4%%増の複利計算となる。100万円x105.8%の10乗=169万円となる。
インドの上場銘柄の平均配当の数値が見つからない。経済成長が5%~8%なので少なくとも日本やアメリカよりも高い。
仮に平均配当と内部留保をそれぞれ4%とすると毎年100万円は配当金の4%と内部留保による4%の値上がりで合計8%づつ上がっていく。
8%の複利計算は、100万円x108.0%の10乗=215万円になる。
300万円を100円づつ日本、アメリカ、インドに投資すればそれぞれ148万円、169万円、215万円で合計532万円になる。
繰り返すがこれも景気、金利、為替に影響されてその通りになるわけではないが、予想としては間違ってはいない。
長期であればアメリカも今すぐに投資してもよいが短期の場合は為替を留意すべきだ。米国金利の低下、日銀のゼロ金利政策の取りやめ、と円高ドル安になる可能性が高い。2014年中であればアメリカについては日米金利の動向と円ドルの為替の状況を加味して投資のタイミングを計るべきだろう。
2024年1月2日