ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

2024年の投資、投資先は日本、インド、アメリカだ!300万円が20年後いくらになるか

 正月だ、景気のいい話をしよう。

 昨日300万円を日本、アメリカ、インドに100万円づつ投資したら10年後はそれぞれ148万円、169万円、215万円になると予想した。4.0%、5.4%、8.0%で複利計算をした結果だ。

 20年後にいくらになっているかを計算すると10年で1.48倍、1.69倍、2.15倍になったのだから10年後の金額にこれらを掛ければいい。

 日本219万円、アメリカ285万円、インド465万円、となり、合計は969万円で3倍以上になることになる。

 繰り返すが恐慌や戦争が起こったりすれば予想値を遥かに下回ることになる。

 むしろ一番のリスクは国の経済破綻や停滞ではなく予想よりも早いインドの人口減だ。

 日本は1990年代、中国は2010年代に15歳~65歳の生産者人口が減少に転じている。これと同時に日本や中国で経済停滞が始まった。

 インドは2050年まで生産人口も総人口も減少しないと予想されている。だが人口減少予想はどこの公的機関も甘い。人口減少は急激だと分かっていてもみんなが認める適切な減少率が設定できないのだろう。また人口減少が少ない方が都合がいいこともあるのだろう。

 実際中国の人口減少は2020年代後半と予想されていたが2022年人口減少が始まった。しかも中国政府は人口を過大に誤魔化していていると噂されている。

 インドの勢いはこれから今後20年までは間違いない。だが都市部ですでに出生率が2人を切っている。国連などが予測するよりもはるかに早くインドの人口減少は始まるだろう。

 すでにインドではこどもの数が急激に減っているはずだ。そして今の赤ん坊たちが成人する2050年までがインドの黄金時代になる。

 バランスを考え300万円を3つの国にわけたが、私なら300万円をすべてインドに投資する。給与と年金は日本円でもらえるのだから余った金は外貨でもいいはずだ。

 インドだけに300万円を投資したら20年後に1385万円にもなる。インドへの投資は考えてみる価値はある。

2024年1月3日

投資はご自身の判断とリスクでお願いします。