ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

保守には多数を取るだけではなく多数をリードする作戦も必要だ。

 自由民主党の総裁選で10人以上が立候補する。

 まともな候補は高市早苗氏のみだ。あとおそらくだが小林鷹之氏。青山繁晴氏は立候補を宣言しているのにマスコミは取り上げていない。

 マスコミはよほど保守が嫌いなのだろう。自民党を再生するにはまっとうなリーダーが必要なのに無能な候補や親中派を持ち上げている。

 石破茂氏も河野太郎氏も二人とも中国との関係が不透明だ。林芳正氏や茂木敏充氏も同様だ。首相にしたら日本の外交は大変なことになる。上川陽子氏は外務大臣だが実際に中国が設置したブイにたいして実際に何もできなかった。

 小泉進次郎氏についてはセクシー発言を始めとして政治家としての常識に欠けている。

 普通に考えれば高市早苗氏しかないのだが、残念ながら自民党、はその方向には向いていない。加えてマスコミはなるべく高市氏を目立たなくしようとしている。

 今回高市氏以外の誰がなっても自民党の支持率は低迷し続けるだろう。自民党岩盤支持層の離反を取り戻すことはできない。自民党にとって厄介なことに日本保守党がそれなりに支持率を上げていて受け皿になりつつある。

 高市氏が今回の総裁選で勝利する可能性は低い。だが高市氏以外の首相の場合岩盤保守層が戻らなくて次の総選挙で大負けする可能性がある。その時に高市氏が代表し自民党を保守回帰させるチャンスが来るはずだ。

 マスコミや野党がいる限りお花畑的な憲法九条論議が続けれられ、中国に権益を求める企業がある限り親中派が根絶することはない。今後も相当数の日本人が非現実的なリベラル思想を支持することになる。高市をを中心とする保守中道、つまり現実主義者たちは絶えず少数派であり今後も多数はにはなれない。

 保守層は決してマジョリティーになれないという限界を認識してリベラル自民党を乗っ取って勢力下におく必要がある。

2024年8月27日