ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

ポスト岸田は①二世でないこと②リベラルでないこと③バカでないこと、の3点

 11月の各社世論調査はFFNのあと順次出てくるが、内閣支持率は10月に比べて大幅に落ちるだろう。

 年内の衆議院解散はなく今後支持率がさらに下がり来年初めには10%台まで落ち込むに違いない。

 岸田政権支持率が下がっているだけでなく自民党支持率も下がってきている。ポスト岸田の人選を間違えば自民党は次の衆議院選挙で大敗することになる。

 本気で自民党を再生するのであれば、ポスト岸田は①二世でないこと②リベラルでないこと③バカでないこと、の3点だ。

 例えば河野太郎氏を見てみよう。①明確な二世なので☓、②リベラルなので☓、③全くのバカではないが賢くもないので△になる。

 戦争で破壊された戦後日本は親の七光りで生きた人もいたが、ゼロから才能と努力で這いあがる雰囲気が人々の間にあった。

 しかし戦後70年の平和な間にお金や人脈などの貧富の差が大きくなり、その差がこどものや孫の人生に直接影響するようになってきた。

 議員のこどもは議員という自民党二世議員は今の日本社会の縮図とも言える。日々の生活で感じる生まれによる差について不満は静かにしかし間違いなくあって今後投票行動にも表れるだろう。もし次の総裁が河野太郎のような二世議員であれば二世議員を作らないと宣言している先月結党の「日本保守党」に流れるとみる。

 石破茂氏を考えてみよう。

①親からの議員家族なので☓、②鳩山氏と同じぐらいリベラルで☓、③何を言ってるか分からない時が多い☓、となる。

 中国や北朝鮮が武力で威嚇している今、日本政府がリベラルであって言い訳はない。 

 小泉純一郎氏は①、②は当然☓だが、③については三つぐらい☓☓☓としたいところだ。

 結局のところ他の名前が上がりそうな議員を見ても3つとも☓がほとんどですべてに〇が付くのはひとりしかいない、高市早苗氏だ。

 来年の自民党総裁選挙で高市氏が総裁になり総理にならない限り自民党まちがいなく壊滅すると私は見ている。

2023年11月16日