ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

試験勉強は新しいものを何も生み出さない

 宅建主任者の勉強をしていて分かった。

 試験勉強をしているとブログのネタがなかなか出てこなくなっていた。

 まあつまらない話をつづっているわけだが、それでも1日に2,3個のネタはふと浮かんできていたのだが試験勉強を始めてからなかなか出てこない日が多くなってきたのだ。疲れているのだとおもっていた。面白いことにその後試験勉強をさぼりだしたらまた次から次へとネタが出てくる。

 人が作り上げたものを学んでいるわけだから新しいものは何も出てこないのは当たらい前の話なのだ。

 結局のところ教科書ばかり見ているといろんなものを見たり新しい刺激になるものを取り入れる時間がなくなってしまい創造的なことはできなくなるのだと思う。

 かつてピカソの若かりし頃のデッサンを観たことがある。精巧なデッサンだったが、全く普通の基本通りのデッサンだった。偉大なピカソも基礎はしっかりやっていたのだと感動していた。

 だがピカソはデッサンだけで終わらなかった。偉大な芸術家になったのはデッサンはあくまでもツールの一つだったのだ。結局のところ義務教育も大学などの高等教育も宅建の試験もピカソのデッサンと同様に基本でしかないのだ。

 いい大学を出たというのはデッサンが上手だと言っているようなものなのだろう。我々はそれを基礎として創造的なものを作り出さないといけないのだ。

 くだらないことも書き続けているがこのブログも少なくともデッサンではない。

2020年8月