ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

2020年「ISHIBAIDEN」で世界は恐怖のどん底に

 安倍首相が辞任し後任首相が9月中に決まり、アメリカ大統領選挙が11月に行われる。もし石破氏が首相になりバイデン氏が大統領になる日米関係が「ISHIBAIDEN」になると世界は恐怖のどん底に落とされることになる。

 安倍首相辞意表明をしたすぐ後に日本駐在中国大使と国会で会っている石破氏はどうみても親中派だ。バイデン氏も息子が中国企業と密な関係であり選挙期間中に中国との関係を改善すると平気な顔をして言っている。

 この二人が日米のトップになったら中国はもろ手を挙げて喜ぶだろう。そして中国包囲網は根本から崩れることになり、中国包囲網を何とか築き上げてきた国々は中国に屈服することになる。そして落ち着いていた株価は大暴落するに違いない。

 まずは先行する日本の首相選びで自由民主党がへまをやらないことだ。菅氏でも岸氏でもいいともかく石破氏を首相にすることを何としても阻むべきだ。ポスト安倍の首相の役割は衆議院選挙でもオリンピックでもない、石橋氏の政治勢力をそぐことだ。だから短期間でもいい、アメリカ大統領が決まるまで日本が親中派に乗っ取られないようにするのが唯一の仕事だと言っていい。

 その上でアメリカの大統領選の結果を見るしかない。今のところバイデン氏が優勢とのことだが、アメリカ国民がまっとうな考えをもってトランプ氏を大統領に選んでほしいと祈る思いだ。バイデン氏は増税を公約に掲げており、当選すれば当然株価は暴落するに違いない。

 トランプ氏が再選すれば、自民党は総裁選をやり直して河野氏を首相にすれば米中関係は落ち着くし中国包囲網は堅持されることになる。万が一バイデン氏が当選した時は大変だ。その場合は菅氏にしばらくやってもらって健康を回復した安倍氏に第三次政権をやってもらうしか方法はないと考える。

 

2020年9月2日