小室圭さんはニューヨークの弁護士司法試験に不合格だったとのこと。
おそらくこれも小室さんにとっては想定内のことだったのではないだろうか。
面白可笑しく日本のワイドショーや週刊誌は大騒ぎしていた。
平均合格率は7割近くあるようだが、英語がネイティブでない人の合格率は3割ちょっと、しかもこの中には帰国子女とか英語をこどものころから操っている人も含まれているから、全くの日本人、つまり小室圭さんのように日本の英語教育しか受けていない人の合格率は3割以下ではないだろうか。
日本の弁護士司法試験に比べたらだいぶん広き門であることは事実だが、全くのジャパニーズにとってはけっこう厳しい試験になる。
まあ難易度は日本人でない人が宅建主任者試験を受けるようなものだろう、日本語ネイティブは何とかこなせるが、外国人にとってはかなり難しい。
試験を受ける人は合格するかどうかだいたい分かっているものだ。
小室圭さんも不合格の可能性があることは分かっていたはずだ。
合格不合格の二つの可能性があってその上で帰国、結婚、渡米、という計画を立てていたに違いない。
これを不合格の後でやることは世間の非難をさらに浴びることになるし、そのなかでやり通すのは不可能に近い。
まずは結婚してしまうことが最重要だったのだ。結婚してしまえばあとは何とかなるという極めて合理的な戦略を貫徹したと言っていい。
眞子様はすでに民間人となった以上、小室圭さんは民間人の夫であり、その人が司法試験に不合格であったことを執拗に報道することは今後はプライバシーの問題になる。
お二人の結婚がなされ民間人となった以上マスコミもこれ以上記事にするか決断を迫られていることになる。
ダメな時のことも想定して計画を立て実行し完遂しているのだ。昔時代劇で「お主も悪よのう」という言葉があったが、これは失礼になるので「お主なかなかやるのう」という感じか。
もし私が上司だったとして彼の評価をすれば、結婚すること〇、渡米すること〇、金銭問題解決すること〇、試験に合格すること☓、となって難題をやっていて一応かなりできる部下と言うことになる。次の試験で合格したら満点ボーナスということになる。
国民の敵になってしまった、実際にそういう人なのかどうかは分からないが、敵ながらあっぱれということになる。
ニューヨークまで追っかけて行く金がない日本の週刊誌がなさけない。小室氏の逃げ勝ちだ。
2021年11月15日