やっぱり歳を取ってからの勉強はしんどいものがある。一昨日のブログで言ったように記憶力が相当落ちているから辛い。若い自分であれば半分以下の時間でできるのに記憶力が衰えた今は覚えるのが大変だ。
資格試験と同じように大学入試などは記憶力が90%ぐらいであと理解力が10%ぐらいなのではないだろうかと思う。
日本史、世界史、地理、などの社会学科はほとんど記憶することだし、思考問題が出るとは言ってもそれも記憶してしまえばいい。理科の化学、生物などはほとんど記憶するだけのように思う。
もちろん数学などは思考が必要だが、おそらく200〜300ぐらいのパターンを覚えてしまえばほとんどの問題は解けるのではないだろうか。
英語も単語力が全部分かれば意味が分かるし、文法も丸暗記するものだ。国語だって漢文、古文はどれだけ覚えるかにかかっているし、現代国語でも漢字を覚えれば少しは点が取れる。
結局のところが膨大なデータを正しく記憶することができる人が東京大学や医学部にに入れるのだろう。もちろん論理を使いこなす平均的な理解力は必要なのだろうが、大方は記憶することのように思う。
そうすると東京大学に入る人は結局のところ記憶力がいい人、膨大なデータを記憶した人でそこそこの論理的思考ができる人と言うことになる。
今はデータはインターネットでいくらでも即座に手に入るようになって多くのデータを記憶しておく必要がなくなってきた。
そんなこともあって一昔前よりも東京大学出身の価値は下がっているはずだ。もちろん東大生には多くのデータを記憶しただけでなく本当に頭のいい人も何割かいるのだが。
そんな世の中の変かもあって東大生の需要は相対的に落ちてきているように思う。実際に最近東京大学卒業の首相はいない。
ああいたいた、一人とんでもない元首相がいた。
2020年8月18日