ドラコの資産運用 織田俊夫

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立憲共産より危ない維新 その6 維新の第二の事業仕分け

 日本維新の会民主党が過去にやった無意味だった事業仕分けをやる兆候がでている。

 民主党は政権を取ったあと国の出費の無駄を止めるということで多大な時間と労力をかけて「事業仕分け」を行った。

 蓮舫氏の有名な言葉「2位ではダメなんですか?」とスーパーコンピューター開発にいちゃもんを付けた。中国など海外との競争を考えればもちろん1位でないとダメな話だったのだが。他にも公共事業を大幅に減らした。それほどの歳出削減はできなかったのだが、実際は必要な土木工事がされなかったのは衆知のことだ。

 日本維新の会の小野泰輔議員が1日で交通費を100万円もらったことを疑問視してそれがワイドショー含め議論になっている。

 その月に議員であれば1日間であろうが支払うシステムになっていただけの話でそんなのははっきり言って大騒ぎせずに日割りにしてはどうかと提案すればいいだけの話だ。

 これを修正したとしていくらの金を節約できるのか。もちろん国税だからきちんとやるべきだとは思うが、議員給与の削減など改革案をまとめて提出すべきなのではないか。

 それよりも維新の会はこれからかような些細な日本政府の欠点をあげつらって批判するのではないかと思っている。

 大阪府大阪市では民主党が国政でやったことと同じ事をやって大阪府民市民へのサービスの低下をもたらした。

 日本維新の会はこれからどんどん国の歳出を無駄と烙印を押して批判し、世論をかき回し、改革こそが必要という戦法で世論を味方につけていくに違いない。

 日本維新の会の改革とはそのまま国民サービス低下を提案しているとまず見てから判断するべきだ。

 

2021年11月16日

 

 

 

 

 

 

 

日本維新の会の小野泰輔議員