ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

台湾を守るならば民兵組織を作るべき

 中国共産党の弾圧で香港の自治、自由、民主主義は弾圧された。それは武器を取って戦わなかったからだ。私はこのことを過去のブログで何度も言ってきている。

 中国共産党は台湾を狙っている。

 これは明らかな事実だ。

 中国はチャンスがあればいつでも軍隊を出して台湾を占領するとするであろうし、台湾内の共産党支持者を支援して共産主義革命あるいはクーデターを起こすこともありえる。

 プーチンウクライナ国際法を無視して侵攻したことで世界は驚いたが、習近平は同じように台湾でやると考えるべきだ。我々はロシアのウクライナ侵攻で中国の台湾進攻が杞憂ではないことを改めて思い知らされた。

 中国軍の台湾進攻あるいは台湾国内の共産主義者による革命やクーデターに対処するには台湾人が武器を持って戦うしかない。

 アメリカ、日本など西側諸国による軍事支援は必要不可欠であるが、ウクライナ国民が敵国ロシアと武器をもって戦っているように台湾人が敵国中国に武器を持って戦わなければ台湾の民主主義は守られない。

 そのためには台湾軍だけでなく台湾人一人一人が武器を持って戦えるようにしておくべきだ。それには徴兵制度までいかなくても市民兵の募集を行って訓練をやっておくべきだ。

 例えば18歳から45歳までで年間4週間の軍事訓練を受ければ、所得税が大幅減税になるとか大学進学が有利になるようなシステムを作り上げる。そして万が一の時はゲリラ兵となって中国共産党軍に立ち向かうのだ。

 今ロシアと戦っているのはウクライナ軍だけではない。ネオナチと呼ばれる民間兵士が戦っているし、純粋に国を思民兵も銃を取って戦っているのだ。

 そんな国民総力でウクライナは戦っているからこそロシアは苦戦している。台湾防衛を本気でするならば民兵組織の確立が重要だと考える。

 問題は中国人は武器を持って民主主義と戦ったことがない。平和な民族であると同時にそれがあだで民衆は独裁者に抑え込まれる。 

 香港では毎日暑い中市民はデモを繰り返したが、傘しか持たなかったし、天安門事件でも戦車の前に立つ勇敢な青年はいたが機関銃を共産党軍にぶっぱなした中国人はいなかった。

 台湾人はもう中国人ではないと私は思っているが、武器を持って戦うのだろうか。

2022年3月24日