バイデン政権はアメリカ建国以来最大の失敗をした。
私はもっと厳しい言葉でバイデン政権の外交を非難したいのだがこのぐらいしか言葉が出てこない。本当にバカといいうかなんでこんなことをやってしまったのかと残念さを超えて憤慨の域に達している。
そのことを何回かに分けて説明したいと思う。
今ロシアの力によるウクライナ侵攻の批難、ロシアの核攻撃の可能性、日々のウクライナ軍の反撃、ドイツなどのエネルギー供給問題、世界経済に与える影響、など短期的な論評しかない。
しかし、ここで世界全体を俯瞰し近代現代の歴史的史観を入れてあらためて今回のウクライナ戦争を見ることにしたい。
一部過去のブログで述べたことと重なるかもしれないがご容赦いただきたい。
一番目は戦う相手を間違ったことだ。
本来戦う相手であるべきなのが中国であるにも関わらずロシアを選んだ。
中国はGDPはアメリカに次ぐ世界第2位で近い将来アメリカを追い抜くということさえ言われている。
一方でロシアはGDP11位で韓国10位の下だ。ロシアはウクライナを影響かに置こうとはしていたが、NATO諸国にちょっかいを出すことはソ連崩壊後なかった。
日本にとっても北方領土を不法に占拠し続けているが、意見が違う人もいるかと思うが、日本に攻め入ってくる可能性はほぼゼロだ。
ウクライナでロシア軍の残虐行為が報道されているが、一方でウイグルでは中国共産党が計画的にシステマティックに人権を弾圧し続けている。
いままでウイグルの状況をジェノサイドと非難してきた人たちはロシア批難に傾注している。中国非難の声が聞かれなくなっている。私の尊敬する日本の中道保守の論客たちまでがウイグルについての発言はほとんどない。
トランプ前大統領は明確にアメリカの敵は中国とイランとしていた。
今中国を放置すれば世界は中国共産党に支配されると恐れていたわけで全く正しい考えだった。
そのためにアフガニスタンから撤退することをトランプ氏は決断した。
にもかかわらずバイデン大統領は不細工なアフガニスタン撤退をした。
それだけでなくアフガニスタンに投入していた力を中国封じ込めに移し、全力で中国共産党を封じ込めしないと行けなかったはずにもかかわらずバイデン大統領とそのアメリカ民主党はプーチンにちょっかいを出し続けロシアを暴発させ貴重な国力を浪費している。
今一番ほくそ笑んでいるのは習近〇だ。
そして二番目の失敗はウクライナ戦争は多方面で中国に利益を与えてしまったことであり、三番目は21世紀の大国インドを迷わしてしまったことにある。そして四つ目はグローバリストに絶滅前の猶予を与えてしまったことだ。
2022年5月9日