ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

台湾が中共に寝返ることを想定すべきだ

 私は憂いている、台湾が中国共産党に寝返ることを本気で心配している。

 蔡英文氏がアメリカを訪問し馬英九氏が中国を訪問した。二人はそれぞれの国で大歓迎されている。

 私は蔡英文氏を支持しているし心の底から台湾は反中国であり続けるべきと考えている。

 しかし現実を考えると50パーセントの確率で台湾は中共に寝返るだろう。

 台湾の大統領は台湾人の選挙で選ばれる。その台湾国民が親米派である民進党蔡英文ではなく親中派の国民党の代表を選ぶかもしれないと見ている。

 私が心配するのは台湾人は中国人と同じく拝金主義者かもしれないからだ。

 中国人は日本人と大きく違う。あくまでも私の独断であるが一般的に中国人は拝金主義だ。 

 日本人の中にも拝金主義者はいて中国共産党の悪行に目を瞑りせっせと金儲けをしてる人たちがいっぱいいる。

 だが日本人の拝金主義とは程度が違う。多くの日本人は金だけで物事を判断するのを嫌がる。

 馬英九が属する国民党はかつて蒋介石がトップで毛沢東共産党と戦い敗れて台湾に逃げ込んだ。

 もともと70年前はお互い敵として戦っていた共産党と国民党が今手を握っているのだ。

 それは経済界の中心である国民党支持者が中国大陸とのビジネスで利益を得ているからだ。彼らにそこには民主主義を守るという考えはなく、ひたすら金のために大陸に近づいている。

 金で国民党は寝返ったといっていい。

 台湾に住む人たちが民主主義を愛する台湾人である側面があるが、一方で金を求めそのためならば悪魔とも手を組むという側面もある。

 民主主義を愛する台湾人であり続ければ共産党に支配されることはない。だが金を愛する中国人になった場合台湾の自由はうばわれることになる。

 私は台湾の人々が拝金主義主義を優先し中国に寝返る可能性は十分あると考えている。

2023年4月23日