ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

これからロシア軍は漸次撤退して4月中にロシア国境まで追い返される。

 3月22日、2日前に私はウクライナ軍が3月中に反撃を行いロシア軍は撤退しだすと予想した。

 3月22日日本の専門家の多くは膠着状態が続くと予想していた。その中でウクライナ軍が3月中に反撃に出ると予想したのは私だけのはずだ。3月22日から23日の朝にかけてアメリカ国防総省ウクライナ軍の反撃を報じた。

 自画自賛であるが、キエフ陥落を万人が予想した時に3月4日にロシアの敗退を予想し3月6日にロシアのキエフ攻略戦は少なくとも2週間ないと予想し的中した。今回ウクライナ軍が反撃に出ると予想したことで3回的中したことになる。

 今日もう四つ目の予想をしてみる。

 それはロシア軍は漸次撤退をしていき4月中にはロシア国境付近まで押し返されると予想する。

 今ウクライナ軍が反撃しだしたところでロシア軍がさらに後退するなどと予想している専門家は誰もいないはずだ。

 撤退する理由はロシア軍のサボタージュだ。

 プーチンは一歩も撤退しない姿勢を見せている。撤退すればプーチンの地位が危なくなるのでどんなことがあっても撤退はしない。

 一方でロシア軍はウクライナ軍の対戦車ミサイルや対空ミサイルでのゲリラ戦で損害が続いている。弾薬も食料も不十分でロシア兵は疲れ切っている。

 現場のロシア兵はもう勝てないことが分かっている。一方でプーチンは撤退を許さない。だとすれば、特攻して全滅するか、降参して捕虜になるか、ばれないように敗退するしかない。

 士気が高くないという情報があるので特攻したり徹底抗戦して全滅することはない。脱走して降参するにはその場で味方軍に射殺されるのでなかなかできない。

 結局ロシア軍は上官から一兵卒までが考えるのはウクライナ軍の攻撃を理由に少しずつ撤退することだ。ウクライナ軍の攻撃があるたびに数キロ撤退する。これであればウクライナ軍が厳しくて撤退したと言い訳ができる。軍まるごとのサボタージュだ。

 これを繰り返して自分たちの命を守ることを最優先にして現場は暫時撤退していくだろう。そして4月中にはロシア国境近くまで撤退することになる。

 その場合ロシアはウクライナからの全面撤退、数万人の戦死戦傷者、続く経済制裁、だけではなくウクライナから莫大な賠償を求められることになる。

2022年3月24日