「JUST KEEP BUYING、自動的に富が増え続けるお金と時間の法則」には暴落時に株式に投資せよとある。
投資の大御所バフェット氏も暴落時に投資することが大事だと言っている。
だが一般の人が株式が短時間の間にみるみる下がっていくときに買いを入れるのは相当の勇気がいる。どこまで下がるか分からない株式に投資すれば大きな損失になるように見えて恐怖で動けないのが普通だ。
ここからは私の意見だが、暴落時にはリバランスを利用するのがいいと考える。
具体的には以下の通りだ。
まず最初に株式に10万ドル、債券に10万ドル投資したとする。
株式の利回りを5%、債券の利回りを3%とする。計算が面倒なので複利計算はしない。
そしてリバランスのポイントを債券10万ドルと設定する。
著書では株式60%、債券40%になるようにリバランスする例が出ていたが、割合ではなく債券10万ドルと言う金額を設定する。10万ドルを超える部分はリバランスするのだ。
だが著書と違って税務申告の時期に毎年するのではなく、普段はリバランスはやらない。その代わりに株式が暴落したときにリバランスをするのだ。
リバランスをしないと10年後に株式は15万ドルになり、債券は13万ドルとなる。
そして10年目に暴落が来て株式15万ドルが10万ドルになったとする。
暴落が始まった時にどれだけこの先株価が下がるかは分からない。30%で落ち着くかもしれないし50%落ちてしまうかもしれない。
そこで過去10年間の株価最高金額よりも15%下落した時は10万ドルをオーバーした債券額3万ドルの三分の一1万ドルを売って株式を買う、25%下落した時はさらに三分の一の1万ドルの債権を売って株式を買う、そして35%落ちたら残りの三分の一の1万ドルを売って株式を買う、と言うようにするのだ。
実際には株式が暴落(値下がり)するときは債券は暴騰(値上がり)(利回り、利子の低下)する。
この例でいえば株式が15万ドルであったものが10万ドルに下落したとき、債券は13万ドルから例えば15万ドルぐらいまで値上がりしている。
なぜなら多くの人達が株式を売って債券を買うからだ。
この場合3万ドルを3回に分けて売っても10万ドル以上の債券が2万ドル残ることになる。もしさらに下落して株式が50%になったら、残った2万ドルの債権を売って試験を10万ドルにすればいい。
著者にこの方法を連絡してあげようと思う。
2023年7月1日
昨日のブログで述べたようにリバランスは債券から株式に資産を移すことが多く結果的に株式だけに投資してるよりも利回りが悪くなる。