ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

証券会社が進める商品を買ってはいけないこれだけの事実

 1年ごとに口座のある証券会社で担当者と面談することにしている。

 今回も「実力があって10人の内9人または10人が投資したくない、と言うような商品はないか?」と聞いた。

 「最近全体として株価が上がっていてほとんどの企業の株価はあがっていますねえ、皆さんが疑問に思っている企業としたら、ソフトバンクグループか楽天ですかねえ。」との回答だった。

 もちろん即座にお断りした。

 私はソフトバンクグループは実力がないと思っているし今10人の内5人ぐらいは今も期待をしている。

 楽天にしても携帯電話事業での負担は莫大でグループ全体が危機にさらされていると私はみている、一方でいまだに楽天は大丈夫だと思っている投資家が10人の内3,4人はいる。

 楽天と言えば日本郵政が多額の株式を保有している。

 郵政が保有している株式は1000億円を超えているらしい。楽天の株価が購入した金額より50%以上下がると郵政は減損処置をしなくてはならなくなる。もう一歩で郵政は多額の損失を計上しなくてはいけなくなる。

 3年前にこの証券会社は郵政は資金が余っていて安定している配当利回りも4%を超えていると紹介された。

 その後嫌な予感がして数か月で売ってしまった。

 すぐ後にSOMPO問題が発生、海外投資での失敗、そして最近は楽天問題と悪るいはなしが続いている。

 金はあるがその資金をしっかり使えない典型的な企業だ。

 3年前にうまく売り抜けていて本当によかったと思っている。

2023年6月9日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本郵政、株式:

郵便と言う地味なビジネスだが不動産を沢山もっていてその利益があるので長期投資には向いているとの話で買ったが、かんぽ問題が生じて株価は下落した。昨年売ったが損をした。