先のブログ(3月16日)でまずは資産を預貯金、日本の株式、外国債券、外国株式の四つに分けるのがよいとした。
投資を始めた段階ではこの四分割がよいが、ある程度資産が増えてくると不動産投資を考えることになる。
だが多くの人にとって不動産はリスクが高いという印象がある。特に1989年のバブル崩壊を経験している世代には不動産はリスクの大きいという印象がある。
確かに不動産は市況の変動によって二倍になったり半分になったりする。
しかし不動産は株式のような急激な変化はない。株式は市況や業績のによって一日で5%落ちることもあるが、不動産はよほどのことがない限りそのようなことはない。上がるか下がるかはその時の経済状態やその不動産の場所などの状況からおよそ予想がつくし、対応するのにすこしは時間がある。
しかも株式は会社が倒産すれば価値はゼロになってしまう。不動産ではよほどの田舎の物件でない限り価値がゼロになることはない。
このように不動産投資の市況のリスクやその資産に付随する価値が変化は預貯金や債券と株式の間と考えていい。なのでまずは資産を四つに分けて余裕が出てきたら不動産投資を始めるのがよいのではないだろうか。
尚、自宅を投資対象として考えるのは考えないといけない点があるので別にブログで述べることとする。また不動産投資の前にREITに投資することの選択肢としてあるのでこれも別の機会に述べたい。
2020年4月24日
投資はご自身のリスクと判断でお願いします。