このブログ「同窓会は辛い」を書いていてどうして同窓会が嫌なのか理由がわかった。
それは「自分を説明するのが面倒」だからだ。
昔話をするだけならいい。だが、今何をしているのかをきかれた時や、会っていない間どんな人生を歩んできたのか、を説明するのはけっこう面倒くさい。
会っていない数十年の自分の経歴をすべて正確に同窓会の短時間に説明するのは全く不可能だ。
相手も本当に興味があって聞いているわけではない。
だいたい同窓会が終って家に帰れば「○○君は元気そうだった、あれ仕事何かしてるって言ってたけど忘れちゃった。」ぐらいのものだ。
またどうでもいいのだが、自分の人生を間違った形で記憶されるのも悔しい。結局説明を頑張ってしまう。だが中途半端な説明しかできなくてストレスがたまることになる。
結局のところ自分の半生を説明する努力の割に意味がないことになる。
それどころか数日すればまた暇な人たちが集まってミニ同窓会が再び開かれ参加する羽目になる。そこでまた同じような説明をする。だが相手は聞くわりに興味がなく本気で聞いていない。
趣味の世界だと初めての人にあった場合、ほとんどの時間はその趣味の話をすればいい。今取り組んでいるとかどんなところに興味があるとかうまくいった事うまくいかない事とか失敗したとかとか話は尽きない。
朱民世界で仕事は何をしているのかとかこどもはいるのかぐらいは聞いたりもするが、それは聞きたい理由がある時で、普段深く立ち入ることはまずない。
やっと分かったように思う。「同窓会で興味のない人に自分の半生を説明するのが面倒」なのだ。
2024年1月9日