ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

年末年始はドリフターズで過ごすことにする。

 志村けんのコントを外国人が観て大笑いしているユーチューブを見つけた。

 画面の端に昔の志村けんのコントが映し出されている、それを外国人が観てギャグの都度大笑いするのを観ることができる。いくつかあって日本語の分かる外国人の場合もあれば英語や中国語の字幕がついているものを観ているものもある。

 ともかく志村けんが面白い、そして外国人に受けるのがまた面白い。自分と同じところで外国人が笑うので世界は一つのような暖かな気持ちになる。

 ところどころ日本人でないと分からないところがあって首をかしげているところがあるので思わず説明してあげたくなる。

 志村けんが殿に由紀さおりが女房(女官)の一人を演じる。

 志村けんが名前と年齢を聞いて由紀さおりが答える。

 由紀さおりは15歳と鯖を読んで答える。毎週やっていたのだろう、ユーチューブではその場面だけ2,30回分がまとめてある。毎度同じやりとりなのだが、少しずつ違っていて都度腹を抱えて笑える。

 ドリフターズはかつてPTAから番組が子どもの教育上よくないと批判されていた。それでも8時だよ全員集合などは長寿番組だった。

 いまテレビはポリコレに汚染されて何もできなくなっている。

 ぎりぎりの芸をしなくなった芸能人は街を散歩し食事をして座談会で馬鹿を言うだけで金をもらっている。テレビの視聴率が下がっているのは金が亡くなったからではないと思う。芸能人が志村けんのように知恵と工夫をしなくなったこととテレビ局が保身でポリコレを安易に受け入れて挑戦することを放棄してしまったからだ。

 その結果日本のテレビ業界は国際競争力のある番組が作れなくなり、安物の韓流ドラマを輸入するところまで落ちぶれたのだ。

 年末年始は芸能人の食べ歩きや座談会は観ない。上品すぎて会話が早すぎて笑えない漫才もみない。退屈な駅伝やゴルフも見ることはないだろう。ひたすら過去のドリフターズのコントを観てみようと思っている。

2023年12月28日