ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

年賀状を止めて叱られた。早過ぎると叱られる。

 年賀状の季節だ。  30年ほど前のサラリーマン時代年賀状を止めたいと言ったら上司に叱られた。  年末の忙しい時にお歳暮やら年賀状やらで送付先のリストが回って来る。人事異動や退職した人がいたり役職名が変わった人がいる、期日までにチェックしないといけない。  結構気を使って一人一人やらないといけないので面倒だ。止める理由を上司には屁理屈を言ってたと思うがともかく面倒でやめたかった。  その後クリスマスカードはお客さんにはいろんな宗教の人がいるとのことでやめとなった。  年賀状の部数は毎年減っている。企業も年賀状をやめているところがあるのではないだろうか。  固定電話をやめて総務部を困らしたことがある。会社の中で固定電話の登録がないのは私だけだった。文句は言われなかったが当時それなりに小さな物議になっていたようだ。  携帯電話を買って欲しいと言って上司に叱られたこともある。  あれば直行直帰ができて時間を効率的に使えると言ったら上司から一旦事務所に帰って来るのがケジメというものだと説教された。リモートワークが当たり前のいまでは考えられないことだ。  100人の内誰も気がついていない事をやろうとすると否定されて非難される。  多分100人の内10人ぐらいの時に囁いて30人ぐらいになったらやり始めるのが良いのだろう。  サラリーマンとして重要な事だ。  だが会社の経営者や投資家はそれでは遅い。  それにしてサラリーマンをやめて人が気づいていない事を言いやることが自由だ。本当にサラリーマンをやめて良かったと思う。  今年一枚も年賀状を出さない私を叱る人はいない。 2024年12月24にち