ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

香港人よ雨傘で革命ができるのか?香港の失敗とせめて個人としてできること

 まだ香港の民主化運動が活発な4月19日ブログ「香港人よ、雨傘で革命はできるのか」で武力なくして民主主義は勝ち得るのかと疑問を呈した。 

 そして民主化運動が下火になった6月10日「香港人よ雨傘で革命ができるのか?は残念ながら当たってしまったのか」で民主化運動が中国共産党に押さえつけられ失敗に終わりつつる現実をみて残念ながら予想が当たってしまったことを述べた。

 本日7月1日香港国家安全法が施行された。

 デモ活動は大規模なものはなくなってしまい、民主化活動家もこれでおしまいという発言が目立つ。残念ながら香港の民主化活動は終わったということなのだろう。

 中国の民主主義に対する挑戦はこれからも続く。

 満州チベット、モンゴル、ウイグルと人々を抑圧し文化を破壊して洗浄して中国人化するプロジェクトは着々と成功しつつありそして香港の共産化はほぼ完了した。

 今後は周辺国では台湾、沖縄になるだろう。遠くはアフリカ諸国を中国の覇権下におくべく最大の努力をするはずだ。

 そしてサイレントインベージョンで半分侵された日本もさらに中国は影響力を増していくに違いない。

 国会議員は金、女、利権で親中派がさらに増えるにちがいない。そして経済界もいままで以上に中国で利益をだすパンダ商人が増えていくに違いない。

 わたしの知り合いでも「でも中国と商売やってますから」と言って中国共産党の暴挙に目をつむる人たちがいる。また「古代中国から日本は色々なことを学んできました、これからも仲良くやらなければ」というように歴史お花畑の人達も多くいる。

 せめてサラリーマンを辞めた私は今後中国の企業とは取引をしないし、中国の製品は買わない、あるいは中国関連企業には投資しないことにする。

 何もできない小さな個人ではあるが私はここに中国共産党への抵抗を示しておきたい。

2020年7月1日