女性は公共機関で働くのがいいと最近思っている。
私の会った公共機関の女性は非常に優秀だし女性特有のやさしさがあってとてもいい。
最近ウツになったり定年退職で区役所や保健所に行く機会が多かったが、多くの場合女性が窓口になっている。いろいろと質問や相談事があるのだが、いずれの場合も真摯に丁寧に対応してくれる。相手が女性だと何やらほっとするのは私が男性だからなのかもしれないが。
もちろんいろんな女性がいるので一概に言いうわけにはいかない。キャリアウーマンが私企業でバリバリ働いている場合もあってそれが望ましい女性にはそれでいいかもしれない。
公共機関であれば労働時間が厳しく管理されているので私企業のように残業時間が多いことはないだろうし、目標を与えられてギリギリ上司から結果を求められることもそれほどないのではないだろうか。
スウェーデンは女性の社会進出が進んでいると聞くが多くの女性は公共機関で働いているらしい。夫が私企業で働いて妻は公共機関で働くというのがよくあるようだ。
女性はやっぱりこどもを生んで育てるというハンディがある。それは現実なので否定するべきでない。女性がこどもを生んで育てるという現実に目をつむり、男性が助ければいいとか、企業の理解があれば両立は可能だとか、確かにそれは必要だがそれで問題が解決するような安易なことは言わないほうがいいと思う。
バリバリ働くことを希望しない多くの女性にとって公共機関の仕事はこどもを生んで育てるという実際の女性の人生を考えればとてもいい選択だと思う。こんな風に考えるのは性差別になるのだろうか。
2020年7月2日