ドラコの資産運用 織田俊夫

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週刊誌TIMEは左翼雑誌に成り下がったのか その2

 今年7月17日のブログ「週刊誌TIMEは左翼雑誌に成り下がったのか」でグレタトゥ―ンベリ氏を2019年の人として選んだTIME誌について心配したが、やはり残念ながらその心配は当たっていたようだ。

 9月23日、米「TIME」誌は、2020年版の「世界で最も影響力のある100人」にジャーナリストの伊藤詩織さん(31)を選んだ。

 伊藤詩織氏はマスメディアは味方につけているがインターネットの世界ではかなりの批判を受けている。

 そもそも伊藤詩織氏の判決は最終的に決まっていない。民事訴訟地方裁判所での結審は伊藤詩織氏の勝訴だったが高裁は再審を受け入れている。再審を受け入れると言うのは地方裁判所の結審に問題があったと判断している場合が普通だ。

 そんな状況で彼女を女性の権利を主張する人物としてTIME誌が取り上げたのは本当に情けないというかTIME誌も地に落ちたものだと思う。

 しかも東京大学の左翼教授と言われている人物の説明というオマケ付きだ。

 久しぶりにTIME誌を図書館で読むようになったがアメリカの黒人問題や地球温暖化には多くのページを割くのに対して香港、ウイグルチベット、の問題や東シナ海南シナ海での横暴についてはささやかな記事を載せているに過ぎない。

 残念ながら私が文章が流れるように綺麗で品格がある記事が多いと思っていたTiME誌は左翼になっていて地に落ちたと言わざるを得ない。

 

2020年10月9日