新しい事務所に引っ越してからテレビを見ていないのだがどうも地上波のニュースもワイドショーも日本学術会議で盛り上がっているようだ。
国から金をもらっているのに国の人事に従えないのならば独立すればいいだけの話、国から金をもらっている限り国のために建設的な意見を出すのが義務なはずだ。どうも学術会議の面々は自分たちの既得権を守るため、つまり何もせずに金だけもらっているヤカラなのだ。
そういえば私には優秀な兄がいて現役で大学に入った。私と言えば現役で国立大学2校、私立大学4校を受けて全部落ちた。京都駿台予備校に滑り込みで入った。当時駿台は予備校といえども入学試験があってどうも私は下から2番目で入学?した。
国語も英語も苦手で(かといって数学や理科が出来たわけではない)あったにも関わらず文系を選び働かないといけないので就職のいい経済学部がよいかと思っていた。
そうすると優秀な兄が私に言ったのは、経済学部には「近経」と「マル経」がある。「近経」とは近代経済学で「マル経」はマルクス経済学だ、京都大学、大阪市立大学、立命館大学、早稲田大学、東京大学(入学などできるわけないのだが)、は「マル経」だから就職がよくない、偏差値高いからといって行ってはいけない、とアドバイスしてくれた。
本当にありがたいアドバイスだったと思う。入学して4年経つとこれらの大学は偏差値のわりに就職がよくないことを知った。企業側もよく知っていて「マル経」の大学からは取らないのだ。
今回学術会議で任命されなかった教授の大学を見てやっぱりと思った次第だ。たぶん彼らは国から金をもらっているにも関わらず日本国政府のための仕事は一切やらずに反政府活動を行ってきたのだと思う。
2020年10月8日