ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

2013年岸田政権は生き延びる、左翼にも保守にも残念だが、。

 防衛費増額による増税を突如持ち出して左翼だけでなく自民党の保守から猛烈な批判を受けている。

 昨年12月のNHK世論調査では岸田内閣を支持する人が36%で支持しないが44%となっていよいよ政権交代かと話題になっていた。

 だが私は2023年岸田政権は生き延びると予想する。しかもその間に日本は政治的に確実に後退していくことになる。

 理由は近々国政選挙がないからだ。衆議院選挙は2024年10月、参議院選挙は2025年6月までない。

 首相は衆議院の解散権を持っている。

 それを使って一気に選挙で絶対多数を取って憲法改正をするとかいう勇気も思いも岸田首相にはない。

 彼にとって4年首相の座に留まり、それなりの期間首相をしたという事実を歴史に残すことが最大の目標なのだ。岸田首相と言う男はそんな日本のどこの会社にもいる小粒のサラリーマン管理職と同じなのだ。

 自民党内では保守中道が引きずりおろそうとするだろうが、後任が高市氏になるようには進まない。前回高市氏が自民党総裁選挙で決戦投票まで残ったのは安倍氏の後ろ盾があったからでだ。ポスト岸田選挙にはもう安倍氏はいない。

 河野氏、茂木氏、などが有力視されていて後任に予想される人たちはさらに自民党左傾化する人たちばかりだ。自民党の保守にとってポスト岸田はさらなる悪夢になる。

 当然だが立憲民主党など野党はただ批判するだけで解散を恐れて何もできないのは今まで通りだ。

 だから岸田氏には十分な時間がある。

 ようやくバイデン大統領とのワシントンでの会談も実現することとなった。

 そのままアメリカ軍の戦闘機に守られてウクライナを訪問してジレンスキー大統領と面談するサプライズでもやれば、日本のマスコミは喝采するだろうし、少なからず支持率を回復するだろう。

 2023年防衛増税は既定路線となりなんの改革もなく日本は2023年を進むと私は見ている。・

2023年1月7日