私は小池百合子氏が嫌いな人間の一人だ。
都知事選の公約は何も守らず、豊洲移転で騒ぐだけ騒ぎ最終的に移転、コロナではめいっぱいテレビ画面に出てアピールをし、野党民主党を破壊し、一戸建てに太陽光パネルを義務化するし、ともなく目立ちたがりで上昇志向が強く利用できるものは利用し、日和見で芯のないのが反吐が出るほど嫌だ。
そんな小池氏が再び学歴詐称問題で批難されている。週刊誌の報道はカイロ大学は卒業していない前提で書かれている。
本当に卒業しているのであればカイロ大学に卒業証明書を出してもらえばいいだけだ。それが出ないのだから卒業していないと見られてもしょうがない。
アンチ小池のみんなはざまあみろと留飲を下げていることだろう。
だが残念ながらアンチ小池の人々は二つの大きな間違いをした。
それは小池氏と東京都民を見誤った、それぞれの思考回路まで考えが及ばなかった。
私はこのブログで未来を予想するときに相手の立場に立つだけでなく相手の頭、つまり相手の価値観、判断基準、思考方法、でものごとを考えなくてはいけないと述べてきた。
小池氏は7月の都知事選でカイロ大学卒と言えないので立候補しない、もし選挙でカイロ大卒としたら選挙違反になるという見立てをしてアンチ小池は喜んでいる。
だが違う。小池氏は次の都知事選に何もなかったように立候補するだろう。
カイロ大卒とは選挙の履歴には書かない。書かないことを指摘されたら「別に書かなくてもいいでしょう、学歴記載は必要ないと思いました。選挙民には都知事の実績で判断してもらいたいです。そもそも卒業はしたことエジプト大使館が証明してくれてるから問題ではありません。」としゃあしゃあと言うに違いない。
もう一つは東京都民の多くが小池氏の学歴詐称に疑問や批判を持たずに再び小池氏に投票するだろう。東京都民は全国のアンチ小池たちが考えるほど正義感があるわけでもない。そもそもマスコミがほとんど報道していないので詐称問題そのものを知らない。
アンチ小池たちは小池百合子氏と東京都民の頭で物事を考えなかったため、次の都議選に小池氏は立候補し再選されることになる。つまり小池氏に学歴詐称問題のみそぎをさてしまう最悪の結果になる。
アンチ小池として悔しい。
2024年3月20日