ドラコの資産運用 織田俊夫

政治、経済、社会、を常識眼で分析すれば資産は10倍になる

環境少女グレタのアドバイス

 環境少女グレタに私は言いたい。

 「肥満は環境問題に直結している、肥満の人達よ、体重を20キロ落としなさい、標準の人は10キロ体重を落としなさい、そうすればCO2排出は下がります。」と環境少女グレタが言ったら世界はどう反応するだろうか。

 いつもしかめっ面でただでさえかわいらしさがないのだから、少々ユーモアとかアイロニー(皮肉)の効いた言葉を発してはどうか。

 「特に先進国は頑張ってください。アメリカ人は20キロ、ヨーロッパ人は10キロ、日本人は3キロ、体重を減らしてください。」

 環境少女グレタは中国には甘く先進国に厳しい。これぐらいのことは言えるだろう。

 だいたい飛行機に乗るときに体重90キロの人と60キロの人が同じ値段だということが不公平だ。預入荷物が30キロ過重ならば6万円から10万円ぐらい取られるはずだ。

 車を走らせるにしても乗っている人の重量が30キロ違ったら燃費は違ってくるはずで、軽ければそれだけCO2削減になる。

 そもそも体重1キロ太るには7200キロカロリーのエネルギーがいるらしい。これにはそれを維持するエネルギーは含まれてない。

 世界人口が半分であれば二酸化炭素排出はおそらく半分近くになる。これはみんな同意するだろう。同じように全人類の体重が半分になれば二酸化炭素排出は半分近くになるはずだ。

 そして国際的な国別体重削減目標を示すのだ。達成できない場合は体重取引市場で減量を達成している国から体重枠を購入しなくてはいけないようにするのだ。

 将来昆虫食になるとか気持ちの悪いことを言い出したり、牛は二酸化炭素をたくさん排出してると言ってみんながおいしく食べてるステーキにいちゃもんつけたりしないほうがいい。

 痩せたいと多くの先進国の人達の心をつかんで環境活動をしてはどうか、グレタ環境少女よ。

2021年12月22日