今世界は氷河期の間氷期にある。
我々は地球の46億年の歴史の大きな流れのなかの寒い時期である氷河期に生きている。氷河期とは地球のどこかに氷河がある時代を言うのだが、実際に今アルプスや南極に氷河が存在している。
その氷河期でやや寒さが和らぐ時期である間氷期がいまの我々の世界なのだ。
人類が気候に与える影響がゼロであったとしたら、今後間氷期から氷期に入り地球は寒冷化することになる。多くの人達はこのことを知らないで地球温暖化の話をしている。
さて地球温暖化につては本当に温暖化しているのか、温暖化の原因は二酸化炭素なのか、と言う議論が今もある。
国連機関が言う温暖化、その原因が二酸化炭素だということを認めたとして、温暖化して何が問題なのか今一つはっきりしない。実際にいくら対策しても人類が排出する二酸化炭素は半永久的に継続される。
二酸化炭素を排出し続けたら地球はどうなるのだろう。
全体として地球が暖かくなるのだから人間を含む動物には住みやすくなるはずだ。
もちろん気温が高くなるので異常気象が生じることになるが、それは単に今までとは異なる気象だ。異なる気象は今までの人間の生活に影響を与えるが、損失を与えるだけでなく利益を与えることにもなる。
アフリカの砂漠地帯は広がるかもしれないが、ロシアのシベリアは穀倉地帯になるだろう。
マラリアやデング熱は広まるかもしれないがインフルエンザや脳卒中での死者数は減るはずだ。マラリアもデング熱も殺虫剤で広がりを防ぐいことができるが、インフルエンザや脳卒中は寒冷化すれば確実に死者が増えるだろう。
海面が50センチ上がるとか1メートル上がるとか言っているが、オランダなどの低地の堤防をその分かさ上げすれば事足りる。
恐竜が住んでいた時代は今の4倍~10倍の二酸化炭素量だったそうだ。温暖化すれば地球全体が熱帯雨林のように緑に覆われることになる。
スキーやスケートができる場所は減るだろうが、多くの海で年中マリンスポーツができるようになる。
かように人類は温暖化すれば失うものより得るものが多いはずだ。
だから地球の自転軸の変動か太陽の活動の影響で地球が比較的暖かい間氷期から氷期に入るだろう。その時の寒冷化を議論するほうが重要だ。
2023年1月24日