ドラコの資産運用の基本方針は「環境ビジネス(特に二酸化炭素)には手を出さない。」「中国には手を出さない。」であることは何度か説明してきた。
かつてのインバウンドバブルは崩壊し二度と戻らない。
中国相手のビジネスは一時期大儲けしたこともあるかと思うが、最近になって苦境になっているところが多いのではないか。
コロナ過の前、2020年2月までは中国人観光客が押し寄せ、日本の観光地はインバウンド景気に沸いていた。
私が4,5年前から、このブログでも述べてきたように中国ビジネスはやめておいた方がいいと言うのが当たったかと思う。
コロナになって客足は途絶え多くのインバウンド産業は日本政府の支援金を受けながらコロナ収束を待っている。インバウンドから日本人相手のビジネスモデルに変容させようとしている企業も多くある。
コロナが終わればインバウンドが戻ってくると期待していると思うが昔のようなインバウンドは諦めたほうがいい。
たとえコロナが収束したとしてもインバウンドの主流だった中国人が貧乏になってしまうから昔のように札束をもって大挙することはないのだ。
昔日本に来ていた中国人は自宅を持ち、1,2戸の投資マンションを持っていた中間層だ。
その投資マンションの価格が暴落し始めている。ほぼ100%借金でこうにゅうしているのでこのまま価格が下がると価値のないマンションと多額の借金だけが残ることになる。
そんな中国の中上流階級の人々が日本に旅行にくる余裕はない。
さらに中国政府は言論統制の意味から中国人が海外に旅行に出ることを制限することも考えられる。
かつてインバウンドで利益を上げていたかもしれないがかつてのインバウンドの再来はないと考えて地道に日本人相手のビジネスをやるべきだ。ぼろ儲けはないかもしれないがその方が細長く仕事ができるはずだ。安物を大量に中国人に売りつけるようなビジネスは感心しない。
2022年1月21日