ドラコの資産運用 織田俊夫

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コロナ第六波は来年2月に来る 

 10月20日のブログ「コロナ第六波は来ない!尾身さんはっきり宣言されてはいかが?」で第六波は来ない可能性があると述べた。

 今も感染者数が落ち続けワクチン接種率が年末には80%前後まで上がることを考えると簡単に第六波が来るとは考えにくい。

 だが一つ感染爆発の可能性があるとしたら来年2022年2月が危ない。

 8月以後急激に感染者数が減っていることについて尾身会長含め多くの専門家は分かり良い説明ができていない。理由が分からないというところだ。

 だが、最近になって言われているのは入国者数の増減と感染者数の増減に相関関係があるということだ。

 2020年2月中国で新型コロナ感染が拡大して問題が発生しているにもかかわらず日本政府は中国人の入国を認め続けた。結果中国の春節休暇期間中多くの中国人が日本に観光でやってきて第一波の感染が拡大した。

 2021年8月オリンピック開催は無観客で行われたものの、大会関係者など多くの外国人が日本にやってきた。

 感染者数はオリンピックの開催に伴い増加し、そしてパラリンピックの終了とともに減少していった。来訪者にワクチン接種を要請したり外出を制限したりした対策は取られていたが来訪者数と感染者数には相関がみられる。

 尾身会長はオリンピックを開けば感染者数が増えるとオリンピック開催に反対していた。ならば来訪者の増加減少と感染者増加減少の関係をレビューし、相関関係をせつめいしないといけないのに彼はそれをやっていない。

 来年1月31日〜2月6日に中国の春節がやってくる。

 おそらく日本の感染者数は年末に向かってさらに落ち着いていくだろう。

 時間とともに経済復興の要求が強くなり政府もその方針を取っていくに違いない。そしてインバウンド需要取り込みのため、特に中国春節需要を期待して来年2月までに入国制限を緩めることが考えられる。

 これをやったら最後、効かない中国製ワクチンを売った観光客が日本にあふれ第六波で確実に日本の経済は停滞することになるだろう。

 

2021年10月31日